【僕らの漫画とは】
東日本大震災の直後、ツイッターを通じて、漫画家達の間で同時多発的に「自分たちにできる支援は何か」という声があがっていました。その中で、志を同じくした数名の漫画家と編集者が互いにアイディアを出し合い、「復興支援を目的とした、読切作品集を作ろう」という『僕らの漫画』の企画をまとめました。そこにあったのは、己の最もプロフェッショナルな分野で復興の支援をしたい、という強い想いでした。
企画発足をツイッター、ブログで発表したのち、さらに趣旨に賛同し参加を希望する漫画家・編集者・デザイナー達が加わり、最終的には漫画家27名による無償で描き下ろされた28本の読切が揃うに至りました。作品の内容は、震災を直接に取り上げたもの、まったく触れていないもの、泣けるもの、笑えるもの等、様々あり、ひと括りに語ることはできません。ですが、それぞれの漫画家達がそれぞれ持っているそれぞれの力を全力で投入した “本気の漫画”が揃った、他に類を見ない読み応えのある単行本になっております。
※これまで、毎日新聞、産経新聞、週刊文春、webR-25、ダ・ヴィンチ、など各メディアでも取り上げられ、ダ・ヴィンチ編集部が主催する「電子書籍アワード2012」では特別賞を頂きました。
【掲載作家】
青木俊直、麻生みこと、井荻寿一、石田敦子、磯谷友紀、板倉梓、今井哲也、えすとえむ、喜国雅彦、国樹由香、小玉ユキ、さそうあきら、信濃川日出雄、進藤ウニ、鈴木マサカズ、そらあすか、手原和憲、とり・みき、ねむようこ、橋本省吾、belne、三宅乱丈、村上たかし、ヤマザキマリ、ヤマシタトモコ、和田フミエ、ルノアール兄弟 (敬称略)
【寄付先について】
必要最小限の経費を除くすべての収益を、特に被害が甚大であった岩手・宮城・福島の各県庁が主催する、震災遺児・孤児のための育英基金に寄付いたします。
岩手県→いわての学び希望基金
宮城県→東日本大震災みやぎこども育英募金
福島県→東日本大震災ふくしまこども寄附金
【仕組み/価格】
B6版/448P/950円(税込)/発行:小学館
※書店関係者の皆様へ…お取り扱いに関するお問い合わせは小学館までお願いいたします。