2011年12月30日金曜日

【第3弾・作品紹介】
野阿の箱湯/ヤマザキマリ




大地の恵み、不老長寿の湯! 
沁みるようないい湯に浸かって 
ゆっくりしようじゃありませんか!!

(作者コメント)


用意していたネームと違う内容の漫画が原稿用紙に描かれてしまいました。
わたしも人間という一種類の動物として、他の動物達と同じように、地球に愛される生き方がしたいです。

ヤマザキマリ

1967年東京都出身。
現在はシカゴ在住。
作品は『テルマエ・ロマエ』『地球恋愛』『世界の果てでも漫画描き』など。

2011年12月28日水曜日

【第3弾・作品紹介】
キヨミ/橋本省吾




ちょっと俺のお母さんの話を
聞いてください。
まあ、それはそれはとんでもないのです…!

(作者コメント)


普段はギャンブルエッセイ漫画を描いておりまして、久しぶりにパチンコが出てこない漫画を描きました。

前向きな作品を描こうと思いまして、
真っ先に浮かんだのが母ちゃんでした。せっかくなので真正面から描いてみました。

喜んでいただけましたでしょうか。

橋本省吾


愛知県出身、98年上京。
現在、パチンコ情報誌「でちゃう!」で連載中。
竹書房のパチンコ、パチスロ誌では不定期連載中。


2011年12月26日月曜日

【第3弾・作品紹介】
わたしとおじさん/鈴木マサカズ




お金は返さない、働かない、
ゲームばっかりやってる。
あんたなんて父親じゃない、おじさんだ!

(作者コメント)

僅か12ページですが、漫画家として「僕らの漫画」に参加できたことを誇りに思います。

鈴木マサカズ


1973年静岡県生まれ。
京都精華大学芸術学部テキスタイルコース卒業。
現在、週刊漫画サンデー(実業之日本社)にて
「最果てのサイクロプス」連載中。
週刊漫画ゴラク(日本文芸社)にて「恋愛の神様」不定期連載中。
その他の作品として「七匹の侍」「ダンダリン一○一(原作:とんたにたかし)」
「ラッキーマイン」「無頼侍」「サルぽんち」等。

二児の父。


2011年12月24日土曜日

【第3弾・作品紹介】
身近な童貞かるた/ルノアール兄弟




あるある…と思ったら負け!!
童貞ギャグのカリスマが贈る
非モテのエレジー。

(作者コメント)

第3弾が12月末の配信ということで、正月を先取りしてかるたを作ってみました。
しかし、時間の都合上50音すべての札を作ることはできず、かるたとしての使い道がないという結果となってしまいました。
ですが、たとえ50音あったとしても、そもそもが電子形態であるので切り取ることはできなかったのだと気づいたのは提出を終えたあとでした。
なのでかるたは他の良いものを見つけていただいて(この世には驚くほど多くの種類のかるたが存在します)、こちらのかるたは漫画として、娯楽作品として楽しんで読んでいただければと思います。

ルノアール兄弟

月刊!スピリッツ(小学館)で『さよなら、もっさん。』を連載しています。

2011年12月22日木曜日

【第3弾・作品紹介】
図書室の塔/和田フミエ




すべての本好きに捧ぐ———
あなたにもきっといたはず、
あの頃の図書室の友達。

(作者コメント)

すいません・・・もう一本描いてしまいました。
制作委員の皆様。このたびは未熟な描き手でありながら参加させていただき、どうもありがとうございました。
読者の皆様。楽しい気持ちを感じていただけたら幸いです。

和田フミエ

茨城県生まれ。
「たまごクラブ」(ベネッセコーポレーション)にて
「おかあさんまであとすこし!」、
「本当にあった笑える話」(ぶんか社)にて
「おうちへ帰ろう 3.11震災の記録」を連載中。
過去作に「おうちクエスト」(竹書房)。







2011年12月20日火曜日

【第3弾・作品紹介】
ごまとピーナツ/青木俊直






テニス部のこまちゃん、美術部のナツ。
色も性格も正反対だけど、
仲良しの二人!

(作者コメント)

両親が岩手の内陸の出身で幼い頃夏は毎年祖父母の家で過ごしました。
被災地となった三陸沿岸はそのころよく叔父の車でいとこなどと遊びに行った場所です。


言葉にできない思いがいろいろあります。
マンガを描くことでその思いを整理したり託してみたり。

青木俊直


1960年母の実家のある岩手県一関市で生まれる。

「くるみのき!」(@バンチ:新潮社)
「@ポチ」(Web@バンチ:新潮社)
「スリーピース」(シンカン:朝日新聞出版)
「なのはなフラワーズ」(芳文社)
「ヤングジャンプ増刊アオハル」に短編掲載

キャラクターデザイン、アニメーション制作も。
(「ウゴウゴルーガ」「むしまるQ」「びゅうリップちゃん」
 「ゆるゆる劇場」などなど)



2011年12月17日土曜日

【第3弾・作品紹介】
SUNS/板倉梓




初めてのお墓参り。
緊張するけど、大丈夫。
だって、親友と一緒にきたんだから。

(作者コメント)

はじめまして。
ささやかな漫画ですが、読んでいただけたらうれしいです。


板倉梓

長野県出身、東京都在住。
まんがライフオリジナルにて「野村24時」
まんがタイムスペシャルにて「少女カフェ」
週刊漫画TIMESにて「タオの城」連載中。
過去作に「あかつきの教室」。



2011年12月15日木曜日

【第3弾・作品紹介】
かみさまのトロンボーン/えすとえむ




海辺に流れ着いたトロンボーン。
一体どこからきたんだろう……
静かな波音が紡ぐ抒情小曲。

(作者コメント)


いつでも、悲しい事があったときにはマンガを描くことで救われてきました。

今でもたまに、トロンボーンを吹く君の姿を思い出すよ。

えすとえむ


東京都出身
2006年東京漫画社『ショーが跳ねたら逢いましょう』でデビュー
既刊に
『エイジコールドブルー』
『愚か者は赤を嫌う』
『このたびは』
『うどんの女』
『はたらけ、ケンタウロス!』
など
小学館IKKIにて『Golondrinaゴロンドリーナ』連載中


2011年12月7日水曜日

仙台 講演会レポート

みなさん、こんにちは。

12月3日土曜日、
仙台で開催されていた「ミックフェスティバル in 東北」の一環として仙台国際センターに於いて漫画家による講演会が催されました。
同フェスティバルの電子書籍紹介コーナーにて、「僕らの漫画」アプリを、ご協力をいただいている小学館様のブースでご紹介していただいたご縁で、喜国雅彦氏、三宅乱丈氏、編集・前田一聖氏、信濃川日出雄の4名が講演会に登壇しまして、「僕らの漫画」発足の経緯などをお話してきました。
会場には漫画家を志す専門学校生や、高校生、出版社のエラい人達がいっぱい。


開始前。
控え室では、全員緊張していましたが…


午後4時30分。さて。いざ、ステージに照明が灯る。


最初に司会者に呼ばれたのは喜国さん。
拍手の中、舞台袖からにこやかに登場。
ステージにあがると、いきなり


…ズッコケる!!


三宅氏、前田氏、信濃川「!!」


会場、シーーン……。
もちろん狙って転んだのですが、リアクションに困るお客さんと司会者…。


実は、控え室でやるやるとは聞いていたのですが…、


これは、なんとかしないと!
そこで、
よし俺がいくしかない、と、
信濃川も同じ場所で、


ズッコケる!!


会場、クスッと笑いがおきる。
4コマ漫画の2コマ目とでも申しましょうか。


さぁ、3コマ目。続いて三宅氏も…同じ場所で、
ズッコケる!
会場、クスクス。


そして4コマ目。
最後に登場したのは前田氏。
3度も続けば4度目も、と、お客さんも推して構えるもの。
きっとまた同じ場所で…と思いきや、あれっ!?
転ばず、すました顔で通り過ぎる。
??
と思わせておいて、2歩先で
……やっぱりズッコケる!!


会場、爆笑!!


会場はいっきに和やかムードに。
(終了後、初対面とは思えないチームワーク、と喜国さんに褒めていただきました・笑)


前田氏の進行で、ひととおり「僕らの漫画」の発足、参加の経緯についてそれぞれお話したあとは、若い志望者にむけて、漫画を描くことについてあんな話やこんな話を、質問を受け付けながらのあっという間の1時間半でした。


はい。
あれ、ほとんど、コケた話しか書いてないですね…。
えーっと、…そんな、楽しい楽しい講演会でしたっ!!


そのあとの食事会(飲み会と言った方がただしいでしょうか)では編集さんと漫画の深い話を夜中まで…。


会場にお越し下さった皆様、関係各社の皆様、「僕らの漫画」を沢山の方に知っていただく機会をくださいまして、ありがとうございました。






2011.12.7 信濃川日出雄