2011年8月11日木曜日

【第1弾・作品紹介】
うさぎのキモチ/三宅乱丈



みうちゃんの苦手なもの。
野菜、歯医者さん、夜のおトイレ。 
でも、キモチをキリカエてみたら… 

(作者コメント)

絶望は死に至る病というなら、自分を無力だと思ってしまうのは、それの未病みたいなものなんじゃないかと思ったりしますこの頃です。
生きている人間にはすべて、実は「力」はあって、なのに無いと思ってしまうのは、その「力」の使い方がこんがらがったり解らなくなってるだけで、そういう事を、「力が無いと勘違いしている」だけだと思うのです。つまり、いろいろ端折って思うに、生きているって事は「力」があるって証拠と思うのです。そして私は、そう信じて生き抜いてきた人達が、たとえ死んでしまってからでも、生きている人達に「力」を与えて続けてくれていることを知っています。なので私は、人の「力」をとても信じています。ずっと、死ぬまで信じて生きたいものなのです。

三宅乱丈

1966年生まれ。
現在、コミックビーム(月刊)にて「イムリ」連載中。
過去作に「ペット リマスターエディション」全5巻
「ぶっせん」上中下巻 「大漁まちこ船」など。