2012年1月30日月曜日

「僕らの漫画」同人誌版について

「僕らの漫画」同人誌版についての進行状況をお知らせします!!

「僕らの漫画」同人誌版、いよいよ、
5月5日(日/祝)に東京ビッグサイトにて開催される、コミティア100」にて販売させていただくことになりました!

委託、通信販売の利用も検討しております。
(上記以外の販売方法については検討中です)

2012年1月29日日曜日

宣伝ペーパー!!!

「僕らの漫画」に賛同してくださった、往来堂書店・三木様(@ohraido_comic、フリーライターの仲真様が、ご好意で宣伝用ペーパーを作ってくださいました。往来堂書店様では早速ご使用くださるとのことですが、せっかくなのでどなた様もデータをダウンロード&プリントアウトしてご使用いただきたい!!とのことですので、ご好意に甘えてデータをお預かりし、アップいたします!!

デザインは2種類ありまして、

デザイン1

上記のデザインは、主に書店にて配布することを想定した内容になっております。
(プリント用高解像度データ→A4に1枚配置A4に2枚配置

デザイン2

もう一方は汎用性のある内容になっております。
(プリント用高解像度データ→A4に1枚配置A4に2枚配置

もし読者の皆様にも、こちらのペーパーをプリントして使いたい(宣伝してあげてもいい…というくらいでも嬉しいです)、という方がいらっしゃいましたら、ゼヒゼヒご自由にダウンロードしてお使いください!!(@charicomi までご一報いただけると嬉しいです。連絡なしのままお使いいただいても、もちろん嬉しいです。)

三木様、仲真様、本当にありがとうございます!!!!!!

(※ペーパー制作について事前にお問い合わせをいただきましたので、検討の上「僕らの漫画」制作委員会として、ロゴ、画像素材の使用を承諾いたしました。但し、各作品の画像の著作権はそれぞれの作者に帰属します。)

2012年1月25日水曜日

参加有志編集者コメント(2)/山内菜緒子


震災後、漫画を携えて東北沿岸部に幾度か足を運んでいます。

4月7日。
原発20km圏内の方々が生活する、いわき市の避難所に
漫画を届けました。
段ボール箱を空けた瞬間、顔を真っ赤に上気させた子供達は
「これ、本当にもらってもいいの?」と、
その場から離れる間も惜しんで無心に読み始めたのでした。

その日、私は何度も子供達に
「漫画を読んでくれてありがとう」と呟いていました。
以降、子供達に渡すための漫画を書店で選ぶ時間が
私にとっての非常に大切な時です。


3月11日という日があってもなくても
「面白い漫画」というものの価値は変わりません。
でも、あの日から今日まで
漫画を通じて「ありがとう」を感じる機会が増えました。
「漫画があって良かったな」と以前より強烈に思う瞬間が
何度もありました。


参加された漫画家の皆さん。
連載の合間を縫って読切を執筆することがいかに大変か、
皆さんの思いに敬意を。
また入校作業を一手に引き受けた部の後輩・前田をはじめ、
関わったスタッフの皆さんにも感謝を。

そして読んでくださった皆様。
「僕らの漫画」の収益金は、震災遺児・孤児への育英基金に
募金します。漫画を皆様に読んでいただくことで、出来る支援。
どうもありがとうございます。

たくさんの「ありがとう」を漫画を通じて伝えられて
心から嬉しいです。


山内菜緒子

小学館 「週刊ビッグコミックスピリッツ」
「月刊!スピリッツ」の漫画編集者です。

2012年1月18日水曜日

参加有志編集者コメント(1)/前田一聖


『僕らの漫画』は漫画家の方々の発案による企画です。

この素晴らしい本に編集者として携われたのは
本当に幸運なことだと思っています。
お声をかけて下さった信濃川先生、ありがとうございます。

一つ一つの作品につまった作家さんの想いが
一人でも多くの読者に届けば、
そして未だ大変なことの多い
被災地に暮らす方々のこれからにとって
何かしらの力になることがあるとすれば、
これ以上の幸せはありません。

前田一聖

小学館 「週刊ビッグコミックスピリッツ」
「月刊!スピリッツ」の漫画編集者です。

2012年1月5日木曜日

【第3弾・作品紹介】
ビーチグラス/村上たかし




今日一日、何して過ごそうか。
そうだ海へ行こう————
なんてことのない日常を慈しむ人生讃歌。

(作者コメント)

他愛のない
平凡な
穏やかで
ありふれた
ごく普通の
いつも通りの
たいしたことのない
どうってことのない
でも
宝物のような一日を
とても大切に思います。

子どもが拾って帰ってきた
ソーダ水の色のビーチグラスのような一日を。

村上たかし

(むらかみたかし)1965年4月8日 大阪生まれ。
東広島市在住。 二児の父。
1985年 週刊ヤングジャンプでデビュー。
『ナマケモノが見てた』『天国でポン』『ナマケモノがまた見てた』『はりもぐハーリー・はりもぐ全員集合』『ほんまでっせ!お客さん』『くう・ねる・そだつ』『ぱじ』『星守る犬』『続・星守る犬』など。
2000年 『ぱじ』が第4回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。
2009年 『星守る犬』が第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推薦作品となる。




2012年1月3日火曜日

【第3弾・作品紹介】
夜空の窓/小玉ユキ




夜道で出会った男の子。
乗せた自転車、漕ぐペダルが重い。
月は二人を穏やかに見ている。

(作者コメント)


この本が一冊でも多く売れて誰かのお役に立てることを祈ってます。

小玉ユキ


(こだまゆき)
長崎県生まれ。
月刊フラワーズで『坂道のアポロン』連載中。
過去作品『羽衣ミシン』『光の海』など。